早乙女博士
さおとめはかせ

浅間山麓にある早乙女研究所の責任者らしい。正式の肩書きは不詳。
ゲッター線を発見し、そのゲッター線を動力としたロボットを開発する。 人類規模の有事に際して、政府と直接やりとりをしながら危機を乗り切るべく日夜、研究開発に励んでいる。


早乙女 ミチル
さおとめミチル

早乙女博士の娘。多分長女で一人娘。
おそらく早乙女研究所内の唯一の女手で、弟の母親代わり、父の秘書代わり、担ぎ込まれた怪我人の世話まで公私にわたって職務?をこなす。 学業は終わっているらしいが、年齢不詳。彼女の気丈さというより気の強さは、やっぱりダイナミックの女性キャラだと思う。


早乙女 元気
さおとめげんき

早乙女博士の息子。多分、次男。
小学生らしいが学校に通学している気配は希薄。 近くの山中に分校でもあるのだろうか? 早乙女研究所内に自宅があるのか、自宅がいつの間にか研究所になっていたのか経緯は不明だが、大人ばかりの研究所内でしごく快適そうに刺激に充ちた生活を楽しんでいる。


流 竜馬
ながれりょうま

通称リョウ。イーグル号(ゲットマシン1号)操縦者
空手家の父(故人)に空手版・星飛馬的に育てられたので、その方面では驚異的に無敵だが、ある種世間知らずのままの高校生。
詳細は別の機会に譲るとして、私は彼を「ゲットマシン1号を担当するタマだけある」と非常に高く評価している。
…、別の機会って、いえ、今のところ、以前から書きたいと言っている「身堂竜馬(みどうたつま)論」に続いて、「流竜馬(ながれりょうま)論」をやりたい気分になっているというくらいの軽い意味です。


神 隼人
じんはやと

通称ハヤト。ジャガー号(ゲットマシン2号)操縦者
高校生で革命運動の中心人物として活動中、並外れた頭脳、運動神経ゆえに早乙女博士に白羽の矢を立てられて拉致、ジャガー号に監禁された。(そう、あれは立派な監禁罪です)
篭城中の校舎内では冷血な指導者の側面を見せていたが、革命を目指した思想内容は語られていない。
政府機関ともいえる早乙女研究所に彼が身を投じるにあたって、即ち、革命の徒から体制維持側へ“転向”するにあたって、どこでどのような取引、駆け引き、および超法規的措置がなされたのか、私は若干興味を惹かれている。が、突っつけば突っつくほど墓穴を掘るのは明らかな問題であり、それ以前に、ダイナミック作品に小賢しい理屈なんぞ野暮この上ないという不変の真理に基づき具体的考察は厳に慎しみたい。
つまり! 彼がいなけりゃゲッターは動かないんだ! それだけで必要充分条件を満たしているぜっ!


巴 武蔵
ともえむさし

通称ムサシ。ベアー号(ゲットマシン3号)操縦者
ゲットマシンの事故現場に遭遇して、ゲッターに惚れこんだ高校生。柔道部主将。 常軌を逸した努力の末というか、まわりの迷惑を省みないなりふりかまわぬすったもんだの挙げ句というか、関係者一同に他のふたりとは質的に異なる基準でゲットマシン操縦者適格を認められ、そのポジションを確保した。


以上は、双葉社文庫『ゲッターロボ 1〜2』から私の主観で要約しました。
h-kazu様のダイナミックランドの新刊情報(2002年2月)にて、双葉社文庫『ゲッターロボ 1〜2』の書影その他の情報をご覧になれます。


(2002.3.26 up)

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