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摩利と新吾ネタバレ掲示板過去ログ
71〜77


(71) 「篝」について
名前:浮気なファン    日付: 7月14日(月)23時09分06秒

「あ〜ら わが殿」の頃のリアルタイムのファンです。「摩利と新吾」の雑誌掲載時には、諸般の事情から店頭立ち読み派でした。そのため、話の前後がいまいち掴めずにおりました。家庭事情の改善と、文庫版発行のお陰により改めて「木原としえ」ファン「木原敏江」ファンになっております。

「摩利と新吾」入手した晩は、夫の蔑みにもめげず読み通してしまったものでした。
読み返すたび、いろいろ気が付き、ああそうなのかと思い当たることもあるのですが、「篝」については、どうしても腑に落ちないのです。 「清冽」と評される木原先生の作品の中でどうしても落ち着かないのです。
「夢の碑」外でいろいろな人物、思考、行動をお書きですが、「摩利と新吾」の中で描かれた「篝」は異質だと思えてならないのです。文庫版で、第3巻初めから第5巻3分の1までに亘る長さです。
”おひさま新吾”と”新吾がいなければ篝だった摩利””新吾のいない摩利”
少年期からせ青年期へ移る情緒面、精神面での多きな変化・成長といろいろ考えます。

ただ、どうしても「篝」以前、「篝」以降のストレートな展開と合わないのです。
紫乃さん、夢殿さんほか多彩なキャラクターの中で、唯一悪役風な「篝」にこれだけの舞台を用意し、描き込んだのでしょうか。

皆様いかがでしょうか。

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(72) ゆりあ様にお礼を込めて
名前:浮気なファン    日付: 7月14日(月)23時46分48秒

さきほど送信させていただきましたが、書き込みをするのに一生懸命で、日頃の感謝をお伝えいたしておりませんでした。このHPを拝見し始めてから2〜3年になるでしょうか。
いろいろなページを拝見して、楽しませていただいております。
お礼はこのページではない方がよろしかったのでしょうか。不慣れなもので申し訳ございません。

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(73) 摩利と新吾は20年前に購入
名前:道下N    日付: 7月15日(火)14時59分04秒

20歳の頃に摩利と新吾に出会いましてから、大ファンになりました。
男の子が出来たら新吾と名付けたいと強く思っておりました。
あれから20年、結婚して男の子が生まれ、残念ながら名前を新吾にできなっかたけど、そのこが、地元の若狭高校生なってめちゃくちゃ新吾に似ています。私はあまり容姿は良くないのですが、突然変異か、180cmぐらいで超細身、笑顔がすごくよくて、運動神経がバツグンに良かったら(これだけは似てません)ジャニーズに入れたのにと思うぐらいです。多少キャーキャー言われようが、すれてない!けがれてない!所ふくめひいき目なしで似ています。 願えばかなうものかなと今思っています。

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(74) Re:「篝」について
名前:水玉みかん    日付: 7月16日(水)14時06分08秒

>浮気なファン さま

リアルタイムで、雑誌掲載を読んでいる時には篝って、本当にイヤな奴でした。
でも、読んで行くうちにいろいろな事情がわかり、若くして死んでしまった後は、可哀相になりました。 亡くなった人には、挽回のチャンスがないという所も、同情に値するように思います。

作品上の役割としては、このサイト内の「思いをこめてまず告げて」収録の白桃さまの投稿「オルフェ・レポート」の分析で、私は納得しております。

また、自分なりの解釈では、“影が濃いほど、光の輝きが際立つ”ということも言えるかな、と思っています。

さて、ついに当掲示板閉鎖まで、2週間を切りました。
タイムリミットまでに、必ず“禁断の最終回”について語らねば。
これが唯一にして最後のチャンスですもの。(このサイトでは)

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(75) 「オルフェ・レポート」拝見させていただきました。
名前:浮気なファン    日付: 7月17日(木)00時29分39秒

水玉みかんさま 早速ありがとうございました。
かなり長いレポートでしたので、咀嚼するまでにもう少し時間かかりそうです。
「銀河荘なの!」は大好きな作品です。アシスタントをされた方々の影を見つけ出しながら読んだりしています。
この掲示板が終了していましたら、別のところでまた、書き込みをさせていただきます。

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(76) 〆切前の駈けこみです
名前:水玉みかん    日付: 7月27日(日)21時15分19秒

『摩利と新吾』の結末について思うこと

DOZIさまは、「ハッピーエンド」と書いていらっしゃいますが、私も、そう・・・悲劇ではないと思っています。

人によっては、ついに摩利の思いが遂げられることなく終った事を惜しむ向きもあるようですが、私はその点にあまり固執していません。
自分なら、魂の結びつきだけで十分だと思いますので。

また、二人が死をむかえる様が作中で描かれたところに大団円の結末、という印象を持ちにくいという面もありましょう。
しかし、戦争の中での客死とは言え、その時点で二人の年令は50才にはなっていますよね。
昭和20年頃は今と違って日本人の平均寿命は男女とも40才ぐらいだったそうです。
それを考えれば、そんなに若死にとも言えません。
本当にいたましいのは、青太や篝のように、まだこれからという年令で亡くなった場合だと思うのです。
もちろん、生きていれば新吾も摩利もしたいことはまだまだあったことでしょうが、あの時点でも、既に功成り名遂げて、ある程度の地位があるように見えますし、子孫もちゃんと残しています。
子供達がまだ幼いのが気がかりですが、幸い、世の中がどうころんでもたくましく生きていけそうなしっかり者の母親がついています。

ところで、一番悲しいことってなんでしょう?
それは、愛する人に先立たれることです。
どんなに離れていても、生きている限りは、いつの日か会えるという可能性があります。
亡くなってしまったら、その望みが全くなくなるのです。
お神酒徳利のどちらが欠けても、残された方は、この上ない悲嘆にくれることでしょう。

でも、摩利と新吾は、お互いの死を知ることなく、自らの死をむかえました。
たぶん、死に際してお互いの名を呼びながら、二度と会えないことを悲しみ、そして相手を悲しませることを申し訳なく思っていた事でしょう、が、死んでみたら、生きていたって当分会えなかったかもしれない相手といきなり再会してしまったわけですから、これは、とても幸せなことではないでしょうか。 どちらも、自分の片割れを失った悲しみを一時も味わわずに済んだのですから。

私は、『摩利と新吾』は関東大震災の後、欧州から急ぎ立ち戻った摩利が新吾と再会するところで終っても、物語のまとまりはついたのではないかという気がしています。
大震災も戦争ほどではないにしても、生死の分かれ目を作中人物にも読者にも十分に実感させる事件です。
実際、紫乃が死んでいます。
たとえ、結ばれることはなくても、愛する人がこの世に生きて在るだけで幸福なのだと、そう痛感して、それで摩利が二度とくずれることなく交友は末永く続いた・・・。
この方が、読者は素直に納得できたかもしれません。

しかし実際は、物語はさらに続き、二人の死後、持堂院高校が新制大学に生まれ変わるところで、やっと終ります。
どうも、作者は旧制高校の終焉というものをどうしても作中で
描きたかったのではないか、と思えます。
作者が愛情とあこがれをもって描いた旧制高校と学生寮と学生たちの物語に終止符をうつには、そこまで話を続ける必要があったのでしょう。
そして、ヴェッテンベルク・バンカランゲンの具現者の代表たるお神酒徳利の二人は、一つの時代が終る前に、その役目を終えて物語から退場させられたのかもしれません。

そう考えると『摩利と新吾』という物語は、桜豪寮こそが主役で、摩利も新吾も狂言回しに過ぎなかったのではないかとさえ、思われるのです。

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(77) 駆け込みで質問失礼します!
名前:春河    日付: 7月28日(月)11時40分51秒

皆様はじめまして。
こちらのサイトを知り、とても嬉しく拝見しています。
時間がもうありませんので、さっそく駆け込みで質問させて頂きます!
(ってつまらない質問ですが・・・)

1)夢殿さん、姫花さんの家は華族ではないのでしょうか。
夢殿さんの婚約者は侯爵家ですし、夢殿さんの家を見たとき新吾は「摩利の家より富豪だ」的発言をしています。
夢殿さんの性格を見ていても武家出身の華族(しかもかなり格が上の)と感じるのですが、如何なのでしょうか。
その夢殿さんと幼馴染の姫花ちゃんも華族なのでは、とも思うのですが、どうでしょう。

2)「摩利と新吾」では英国の寄宿学校の同性愛傾向を話す駐英大使夫人の叔母に対して摩利は 「でもおれたち恋はやはり花のような乙女と」と言っています。
摩利は子供の頃欧州で紳士とのラブ・アフェアのほうが楽しかったとも思っているのに、なぜ「恋は花のような乙女と」とサラリと言ってのけるのでしょうか。

3)思音は大人になってからの摩利と侯爵の関係をどう思っていたのでしょうか。
摩利の子供の頃の侯爵とのラブ・アフェアについて思音は「何事も経験」と言っていますが、 すっかり成人してからの2人の関係はどう思っていたのでしょう?
(私が思音だったら、結構辛い・・と思ってしまいます)

4)滝川はどうやって、新吾の放浪中に夢殿が摩利を襲ったことを知ったのでしょうか。
これがとても不思議です。このことを知った滝川は会の連中に、夢殿を(摩利がしかけたように)襲わせる訳ですが、いったいどうやって滝川はこの事実を知ったのでしょうか。
ばあやさんも知らない事実だと思うのですが。もしかして摩利の様子から敏感に嗅ぎ付けた?のでしょうか?
だとしたら滝川すごすぎます!

以上、つまらない質問ばかりですみません・・。
また、ゆりあ様と木原先生の会話の中で

>ゆりあ   「摩利新掲示板」ですが、「夢殿さんと摩利くんの関係はいつ頃まで続
>      いていのですか」なんて、質問があります。
>DOZI様 う〜〜〜ん、いつ頃までだったんだろう(笑)

とのことですが、私は続いていて欲しい、と思ってしまいました。
何でも手に入る(本人の努力&家の力)夢殿さんの唯一手に入らなかったのが摩利だと思うと悲しく切なくなるからです。
そして、彼が本当に欲したのは摩利だけだったのではないか、とも思うからです。
全てを手にしながら、本当に願ったものだけ手に入らなかった夢殿さん。
圧倒的な実力を持ちながら、常に孤独な夢殿さん(だからこその夢殿さんなんですが)。
四季、飛竜、紫乃といった対等に付き合える友人を次々に失ってしまう夢殿さんの孤独を考えると つくづく、せめて関係だけでも摩利と続いて欲しい・・と思いました。
摩利の欧州秘話のように、夢殿さんのお話も見てみたい・・・と常に思っている夢殿さんファンですので、 ついつい夢殿さんに力を入れてしまいますが・・。

最終回については、私はハッピーエンドだ!と思った1人です。
新吾が自分と全く同じ時刻に死んだこと。
新吾の最後の言葉が、一ニ三ではなく摩利だったこと。これだけでもう摩利は報われたような気がするからです。
そして死んでようやく、肉体を離れて生きることが出来る、という点でも楽になるのでは、と思うからです。
と、もっときちんと書きたいですが、時間が無さ過ぎる・・・ので、これで終わらせて頂きます。
以上、長々と書きましたが、よろしくお願いいたします。

木原先生、皆様ともにお体お大事になさってくださいね。

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