杖と翼2
ふわふわ巻き毛のアデル
2002.7.20 初版

杖と翼(つえとつばさ) (2)  
ISBN4-09-172005-6(小学館 PFコミックス)
第一章 アデル
§4 2001年 7月号掲載分

第二章 アデルと革命のパリ
§1 2001年 9月号掲載分
§2 2002年 1月号掲載分
§3 2002年 3月号掲載分
§4 2002年 5月号掲載分 (掲載誌:プチフラワー)
1793年、パリは暑い夏
 アドリエンヌ・ド・カローと本名を名乗るだけで貴族であることがばれるし、そうなればギロチンの可能性甚大というご時世のパリにアデルが到着した。
 パリから地方へとジロンド派とジャコバン派の政争が飛び火する中、私生児にも相続権が認められ、度量衡制度が制定されと、「フランス革命」は着実に進んでいる。
 ちゃっかりアデル・ラ・ティフォン(女台風のアデル)の名前を手に入れて、サン・ジュストとの再開を果たすものの、キャラクター的にも状況的にも彼女の恋は波乱の予感が高まるばかりで……。
(2002.12.05 up)