杖と翼5
ブアイソで黒髪のリュウ
2004.06.20 初版

杖と翼(つえとつばさ) (5)  
ISBN4-09-172008-0(小学館 PFコミックス)
第四章 アデルの選択
§7 2003年 10月号掲載分
§8 2003年 12月号掲載分
§9 2004年 1月号掲載分
第五章 赤と白と青
§1 2004年 3月号掲載分
§2 2004年 4月号掲載分(掲載誌:フラワーズ)
1793年から1794年へ
 アベイ監獄に投獄されたアデルを奪還しようと、リュウとファーブルは逃がし屋の本領を発揮して大がかりな芝居を打つ。 牢獄の中でも女台風そのままのアデルは、早そうにギロチンへの最短距離であるコンシェルジュリ牢獄への移送が決まった。
 ストラスブールの前線で「第三秘書逮捕」の知らせを受けたレオンは、パリに戻り事態を収拾した。しかし、同時に死の大天使は、リュウとファーブルの間に新たな火種をもたらす。
 1794年には、アデルはドイツの義父の元に戻る。お堅い義父は、アデルに家柄の良い財産家たちとお見合いさせる。台風娘はなんとか平民リュウを恋人として認めさせるが、フランス革命はライン川を越えて彼女のもとに血なまぐさい事件を運んできた。
(2004.07.28 up)