とりかえばや異聞 全1巻(夢の碑シリーズ1)
 夢の碑シリーズ全体についてのコメントは
プチフラワーコミックス(小学館)のページをご覧ください。
風吹と紫子、実はコミカルな者同士
1998年3月10日初版

[ 収録作品 ]青文字は『夢の碑』以外の作品)
とりかえばや異聞 (1984年)
戦国時代、毛利氏と織田氏の狭間にある佐伯氏で、お家の存亡を賭けての“とりかえばや”物語。
鬼も出自がいろいろありまして、ここでは“北の海賊”の末裔だったりします。

桜の森の桜の闇 (1984年)
鎌倉時代末の戦乱の世、爛漫の桜の中に夜の髪、雪の肌を持つ鬼。
シリーズ冒頭を飾る華やかで凄絶な物語。
『青頭巾』『鵺』の伏線になっています。

君を待つ九十九夜 初出 1993年 プチフラワー
“時は大正初期、五月の のどかなロオマンスでございます”
モチーフはDOZIさまお気に入りの“深草少将と小野小町の百夜通い”です。
エッセイ 柴田 侑宏
(2001.10.29 up)