(ぬえ) 全3巻(夢の碑シリーズ3〜5)
 夢の碑シリーズ全体についてのコメントは
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[ 収録作品 ]青文字は『夢の碑』以外の作品)

 ぬえ (1988年〜91年)
♪〜 きみと寝ようか 五千石取ろうか…、流れる小唄も粋な花のお江戸、時は幕末。
仇持ちの駆け落ち夫婦、閉門蟄居のお旗本の若様、お江戸に付きもの義賊のお兄ぃさんと役者がそろえば、浮世床に美人局、幕僚の饗応、お家の乗っ取り、大捕物と江戸情緒たっぷりの舞台が整います。
やがて繰り返される「鵺だから」という言葉の意味がわかってくると、ミステリーさながらに事態の全容が浮かびあがって…。
小さな脇役まで、それぞれの人生がしっかり描かれているので物語全体がとても厚く立体的です。
幻想遊戯 Light Version げんそうゆうぎ ライト ヴァージョン
初出 1991年 画集 幻想遊戯
DOZIさまの面目躍如のLight Version!
夢占舟 ゆめうらぶね
初出 1986年 画集 夢占舟
戦国武将の独白形式の小品。
昼の月 夜の谺 ひるのつき よるのこだま
初出 1991年 ミステリールージュ
「初めてレディースに描いた作品も、あまりイロっぽくならなかった」とDOZIさまの弁。 設定などは、いかにもレディースなんですけど。
メイキング・オブ・夢の碑 木原 敏江

エッセイ 萩尾 望都

小学館文庫『鵺』前編 小学館文庫『鵺』中編 小学館文庫『鵺』後編
1998年6月10日初版
その1〜7
メイキング・オブ・夢の碑1
1998年6月10日初版
その8〜13
幻想遊戯
メイキング・オブ・夢の碑2
1998年6月10日初版
その14〜最終話
夢占舟
昼の月 夜の谺
エッセイ 萩尾望都

(2001.10.29up)