渕となりぬ ふちとなりぬ 全3巻(夢の碑シリーズ8〜10)
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[ 収録作品 ]青文字は『夢の碑』以外の作品)

渕となりぬ (1988年〜91年)
恋が積もると渕になり、渕には嫉妬の化身の蛇(じゃ)が棲んでいて…。
誰もが渕に落ちている。恋の渕、芸の渕、野望の渕。

応仁の乱が一応の決着を見てから20年弱、歴史の上では、もう戦国時代と呼ばれる15世紀末。
丹波猿楽の弱小一座・三枝座の生活は貧しく、身分は最低。その中から伝統の舞の承継に留まらず、新たな演目の創作で一座の生き残りをかけてゆく太夫の次男・羽角(はすみ)と、それを支える仲間たち。誰もが渕をのぞきながら。 作者不詳として伝わる“道成寺” (どおじょおじ)の成立にまでDOZIさまのペンが及びます。
月光城
  初出 1998年1月号 プチフラワー
月光城に隠れ住み、戦で行方不明になった夫を85年も待ち続けたお姫様の物語。
メイキング・オブ・夢の碑 木原 敏江

エッセイ 荷宮 和子、諏訪 緑

小学館文庫『渕となりぬ』前編 小学館文庫『渕となりぬ』中編 小学館文庫『渕となりぬ』後編
1998年12月10日初版
渕となりぬその1〜6
エッセイ 荷宮和子
1998年12月10日初版
渕となりぬその7〜13
エッセイ 諏訪 緑
1998年12月10日初版
渕となりぬその14〜最終話
月光城
メイキング・オブ・夢の碑3

(2001.10.??up)