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病気療養からの復帰に当たっての謝辞と
  東日本大震災へのお見舞いのメッセージ



日本の皆様へ


 去る1月には私の病気療養のため、東京フィルハーモニー交響楽団の記念すべきコンサートを休演せざるをえないこととなり、 私のコンサートを楽しみにしていただいていたファンの皆様、また、オーケストラをはじめとする関係各位には大変なご迷惑をおかけし、申し訳なく思っております。

 幸い、皆様の暖かい励ましの言葉に助けられ、去る3月4日のザグレブにおけるコンサートで復帰を果たし、 現在は5月のリヨン・オペラの公演に向けて準備をいたしております。


 さて、この度は、3月11日に発生した東日本大震災におきまして、東北を中心に、甚大な被害が生じ、 一万を越える尊い人命が失われたことに、ヨーロッパに身を置いて活動する者として、誠に悲痛な思いをいたしております。

 テレビや新聞を通じて、被災地の悲惨な状況に接するにつけ、いたたまれない気持ちになります。
 被災者の方に心よりお悔やみと、お見舞いを申し上げます。また、衷心よりお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

 音楽家として、また一人の日本人として、関係機関を通じまして被災地の皆様にささやかな募金をさせていただくと共に、 今後も音楽活動を通じて、皆様の心に希望と勇気をお届けできるよう努めて参りたいとぞんじます。

 被災地の復興に向けた関係各位の取り組みが1日も早く実を結び、日本がより力強く蘇りますことを心よりお祈り申し上げます。

平成23年3月18日
大野和士

(2011/03/19 up)





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